時の人
  森田良典会長
   (第19回卒)
        お礼とごあいさつ
           八高会会長 森田 良典

 昨年の会報配布時、会報作成費用としての賛助金の依頼に多くの方からご協力いただき、今年も同窓会報を発刊できそうです。お礼申し上げます。会報がある同窓会で同窓生や母校の情報で親睦を深め、母校を応援していきましょう。

八高会の皆様いかがお過ごしでしょうか。この春の幼小中高大の卒業生は在学の3年間をマスク生活で過ごし、何かと規制のある学校園生活を乗り越えた皆さんです。これまでの頑張りを称えたいと思います。
 母校も192名が巣立ち同窓会に加入しました。卒業式前日に同窓会入会式を行い、京阪奈八高会 児島昌雄会長の祝辞と同窓会のお話にさすが卒業生は凛々しい態度で臨んでいました。
 さて、母校校長を務めていただきました澁谷義人校長がご退職されました。4年間にわたり但馬の生徒数が減少する中、八鹿高校活性化に多大なるご尽力をいただきましたこと厚くお礼申し上げます。後任に山本宏治校長をお迎えしました。私が八鹿高校在籍中に教員で活躍していただいた方です。母校をよろしくお願いします。

 


                   着任のご挨拶
                            学校長 山本 宏治

 山本宏治 学校長
 八高会会員の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
 このたび八鹿高等学校長を拝命いたしました、山本宏治と申します。平成19年4月から平成22年3月まで英語科の教員として本校に勤務し、第62回生を担任させていただきました。こうして再び八鹿高校にご縁をいただき、心より光栄に存じます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、令和4年度入学の第77回生から新学習指導要領が実施されています。今回の学習指導要領改訂の背景にある基本的な認識は次の二点です。
1 生徒たちが成人して社会で活躍する頃、我が国は「厳しい挑
  戦の時代」を迎えていると考えられる。
2 「質的な豊かさを伴った個人と社会の成長につながる新たな価値を生み出していくこと」
  が期待される。
 では、「厳しい挑戦の時代」を生きる私たちにとって「質的な豊かさ」とは一体何なのでしょう。この問いに対する私自身の答えは一つです。人間の幸福(質的に豊かな生き方・在り方)は、人と人との絆や信頼関係の中にこそあります。学校は人の尊厳を守る場です。「あなたは大切な人」というメッセージが響き合う学校づくりに、私たち教職員は全力を注ぎます。引き続きご支援賜りますよう、なにとぞよろしくお願い申し上げます。